山査子(さんざし)の花/今日の俳句 ≪第.1747号≫

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◇<2015年(平成27年4月19日(日)>◇

 

◆世界広布はわが地域から イタリア・インドで座談会◆

 

 

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 人と人、心と心を結ぶ創価の対話運動が世界各地で広がっている。池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長は、こう語っている。「一対一の対話の波を、一つ、また一つと起こしていく。
この着実なる民衆の連帯の広がりが『世界広布』である」と。中でも、わが地域の「対話の広場」として、あの地、この地で、活発に開かれているのが座談会である。
“ザダンカイ”は今や、192カ国・地域で輝くSGIの世界共通語。世界広布は、わが地域を潤す励ましと友情の対話から!――ここでは「欧州広布の要」イタリアと、「仏法源流の国」インドの集いの模様を紹介する。

 今月15日、イタリアの首都ローマ郊外で行われた、セルペンターラ地区・パイオニアグループの座談会。

 「きょうのテーマは『煩悩即菩提』と『変毒為薬』です!」。幼子を連れて参加した、ジュリ・ラビーノ婦人部グループ長が呼び掛ける。
参加者は、同国の機関誌「イル・ヌオーヴォ・リナッシメント(新ルネサンス)」を開き、人生の苦悩を歓喜へと転じゆく仏法について、楽しく語り合い始めた――。

 同地区は、ローマ郊外の新興住宅街に位置する。四つのグループで構成。このうち、パイオニアグループは新会員の増加に伴い、昨年10月に新設された。
「パイオニア」の名には、“私たちが広布の先駆者に”との思いが込められている。

 壮年部のグループ長はマルコ・ラ・モンターニャさん。庶民を守る弁護士として活躍しつつ、広布の舞台でも率先の行動が光る。

 同グループでは本年、4人の友が入会。活気に満ちた前進の原動力こそ、座談会なのである。

 この日、入会間もないエミリアーノ・コターニさん(壮年部員)は力強く述べた。

 「建設関係の家業を継ぎ、順風満帆の生活を送っていましたが、自身の怠慢で、経営状態が悪化。そんな苦境の中、SGIと出あいました。信心に励めば励むほど、前に進む勇気が湧きます。必ずや現実を打開します」

 また、ローマで開催中の「核兵器廃絶への挑戦」展(SGI制作、今月26日まで)を通し、信頼が広がったエピソードを披露したラファエラ・コンティさん(地区副婦人部長)。「母は、私が入会することに、ずっと反対していました。
そのたびに『母ををろかにする人は地獄其の人の心の内に候』(御書1491ページ)を拝し、“母に感謝できる自分に”と祈り、行動してきました。
昨日、母に電話すると、『“核兵器廃絶展”を見てきたわ。SGIは素晴らしいね。あなたが入会した理由がやっと分かったわ』と。娘として、これほどの喜びはありません。
今後も、報恩感謝の祈りを重ねます」と語ると、温かな拍手が送られた。

聖教新聞:2015年4月18日(土)付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html

 


     ※今日の俳句※

 

  花山査子古妻ながら夢はあり 
       石田あき子

 

  パール色の山査子の花母古希に
       川崎慶子


※ 中国原産のバラ科の落葉低木で観賞用に栽培される。春、新葉とともに白色五弁の小さな花を房状につける。
 枝に大きな棘があり、果実は漢方薬にも用いられる。メイ・フラワーと呼ばれる同属の西洋山査子は、淡紅色の花を咲かせ、キリストの荊冠を作ったという伝説もある。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 


     ※わが友に贈る※


  さあ今日も対話を!

  人間主義の哲学を

  堂々と語り抜こう。

  時代を創るのは

  勇気と確信の声だ!


       4月19日

 


     ※☆*寸 鉄*☆※


学会員は現実社会の中で最大の希望を生み出すー博士(アメリカ)。立正安国への挑戦

     ◇

愛知の蒲郡市豊橋市が歴史的拡大!日本中が仰ぎ見る勝利の大金字塔を

     ◇

北海道の網走市帯広市登別市よ底力見せる時!燃える闘魂魂で勝ち捲れ

     ◇

携帯(スマートフォン)の交流サイト、18歳未満の被害最悪と。魔手は身近に。親が意識高く

     ◇

女子部の10帰(テンき)運動の励行を。「心に深き用心あるべし」御書。断じて無事故で


聖教新聞:2015年4月19日(日)付】

 

 

     ※名字の言※


自分一人が何をしても世の中は変わらないーーこうした「無力感」は現代の病弊だが、それをどう打ち破るか                                    

米国原子力規制委員長を努めたグレゴリー・ヤツコ氏は、時間はかかるかもしれないが「変化は可能」と断言した。そして、文化人類学者マーガレット・ミードの言葉を引いた。「少人数グループが世界を変えることができるということを疑ってはならない。世界はこれまで、そのようにしてのみ変わってきた」                                

公民権運動も60年前、バスの運転手から白人に席を譲るよう強制されたローザ・パークスさんの「NO!」の声から始まった。「歴史がつくられていようなどとは、考えもおよびませんでした。私はただ、いいなりになることに疲れていたのです」(高橋朋子訳)

池田名誉会長は、蝌蚪氏の「SGIの日」記念提言で「政治と経済の再人間化」を訴え、その最大の力は「声を上げる民衆の連帯」と述べている。そして、平和学者エリース・ボールディング博士の言葉「未来の社会の動向を決定するのは、わずか5%の、活動的で献身的な人々の力」を通し、再人間化の鍵は「人数の多寡ではなく、連帯の底深さ」にある

創価の連帯をもつ、社会を変える力。その真価を発揮するのは、いよいよこれからだ。     (側)


聖教新聞:2015年(平成27年)4月19日(日)付】


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