五加木(うこぎ)/今日の俳句 ≪第.1754号≫

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◇<2015年(平成27年4月26日(日)>◇

     ◆タイ王国シリントーン王女 創価大学に来訪◆


 タイ王国プーミポン・アドゥンヤデート国王の次女であるマハー・チャクリー・シリントーン王女一行が24日午後、東京・八王子市の創価大学を訪問された。
創大の池田博正最高顧問、田代理事長、馬場学長、創価女子短期大学の石川学長をはじめ教職員、学生、留学生の代表が歓迎。シリントーン王女に「創価大学名誉教育学博士号」が贈られ、王女は記念講演で「万人のための教育」を展望された。これには、同国のシハサック・プアンゲッゲオ駐日大使夫妻ら多数の来賓が出席し、祝福した。                                  

 陽光が降り注ぐ午後2時過ぎ、シリントーン王女が乗られた車両が、創大本部棟前に到着した。

 新緑輝くキャンパスに、歓迎のファンファーレが響き渡る。

 王女は、創大生やタイの留学生らに温かくほほ笑まれながら、本部棟内へ。

 ――王女は、同国屈指のチュラロンコン大学文学部を首席で卒業。その後も、言語学をはじめ、歴史学や教育学、農学、公衆衛生学などの学問を探究してこられた。さらに、貧しい子どもの健康維持、教育機会の保障などにも尽力。災害被災地への支援など国内外を舞台として精力的に活動されている。


聖教新聞:2015年4月25日(土)付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html

 


     ※今日の俳句※

 

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  花ちらす五加木の蜂や垣づたひ
       西島麦南

 

  五加木飯上杉祭に炊きにけり
       遠藤止観

 

  五加木摘む廃銀山の墓径に
       皆川盤水

       


※ 五加木・うこぎ・ウコギ・・五加・むこぎ・五加垣・五加摘む・ヒメウコギ(ウコギ科)
 生け垣などに植えられる約二メートルのウコギ科の落葉低木で、幹や枝のところどころに刺がある。葉は五弁または七弁からなる掌状複はで、晩春から初夏にかけて黄緑色の小花を開く。
 若葉は飯に炊き込んだり、茶にしたりする。根皮が五加皮で薬用になる。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 


     ※わが友に贈る※


  人と人の心を結ぶ

  地域の和楽の園にする。

  それが創価の民衆運動!

  人間王者の誇りも高く

  わが使命を果たしゆけ!


        4月26日

 


     ※☆*寸 鉄*☆


SGIの人間革命の哲理が世界平和建設の鍵にー博士(アメリカ)。実践の勇者は陸続

     ◇

学会は永遠に異体同心の団結で勝っていくのだー恩師。絶対勝利の方程式

     ◇

「湿れる木より火を出(いだ)し乾ける土より水を儲けんが如く」。強盛に祈りぬけ

     ◇

70代後半の36万人、社会的孤立の疑いと。人間の絆は光。支え合いこそ。

     ◇

統一地方選・後半戦の投票日。地域が輝く新しい未来へ。責任ある一票を

 

聖教新聞:2015年4月26日(日)付】

 

 

     ※名字の言※


先日の小欄で紹介した南米ベネズエラで誕生した音楽教育活動「エル・システマ」。ユネスコなども評価し、現在、50を超える国々で展開されている

エル・システマは単なる音楽教育ではない。子どもたちが音楽で自分を表現し、仲間と美しい旋律を作る。その作業の中で、一人一人が掛け替えのない存在であることに気付く。子どもが自信を持って生きることで、家庭も地域も変わるーーここに眼目がある

日本のエル・システマは福島の相馬市、岩手の大槌町で行われている。いずれも東日本大震災被災地。音楽を通して若い世代に「生きる力」を育み、地域の輝く未来をつくるとの願いが託されている。子どもたちの成長は、そのまま被災地の復興の軌跡である

「『平和』と『音楽』は深い結び付きがあり、青年にとって極めて重要な意義を持っています」と、エル・システマの創設者アブレウ博士。平和の人材を育成する創価の運動を「今まで私が見たこともない、驚くべき業績」とたたえる

目の前の「一人」を離れて「世界」の平和もない。自分一人では何も変わらないという無力感がはびこる中、私たちが挑む「人間革命」は、「一人」の可能性を最大限に開花させ、地域と世界を変えていこうとする実践の哲学である。     (側)

 


聖教新聞:2015年(平成27年)4月26日(日)付】

 

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