藤/今日の俳句 ≪第.1751号≫

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 ◇<2015年(平成27年4月23日(木)>◇

 

◆中国教育界最大手の出版社から「牧口常三郎教育論著選」が発刊◆

 

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 中国教育界の最大手の出版社である人民教育出版社から、このほど『牧口常三郎教育論著選』が発刊された。
 牧口初代会長の『創価教育学体系』と『人生地理学』を抜粋して収録したものである。
 『牧口常三郎教育論著選』は、世界の教育の発展に多大な影響を与えた人物の著作を収録した「漢訳世界教育古典叢書(シリーズ)」の1冊として出版。このシリーズは中国の「第11次5ケ年計画」において、国家重点図書出版プロジェクトに選出されている。
 これまで同社が出した「外国教育名著叢書」の続編であり、両シリーズには、古代ギリシャソクラテスプラトンアリストテレス、フランスの思想家ルソー、アメリカの教育者・デューイ、スイスのペスタロッチなどの著書や教育論が収められている。
 人民教育出版社は1950年、国家教育部の専門出版社として設立。中国の「義務教育制度」が制定・施行された86年まで、全国共通教科書などの教育関係書は、全て同社が刊行した。
 現在でも約7割のシェアを占め、教科書以外にも、多くの教材や教育図書を出版しており、中国の教育振興に大きな役割を果たしている。
 『牧口常三郎教育論著選』の中国語(簡体字)への翻訳および編集を手掛けたのは、華中師範大学の周洪宇教授と蔡幸福氏。
 周教授は、2005年に同大学に開設された「池田大作研究所」の副所長を務める。また蔡氏は、周教授に師事し、長年にわたり創価教育の思想を研究してきた。
 牧口初代会長の創価教育学について、二人の編訳者は本書の前書きでこう述べている。
 「牧口常三郎の教育思想と実践は、すでに世界の教育遺産における至宝となり、ますます学術界から重視されている」
 民衆の幸福を願い、生命を賭して軍国主義と戦い抜いた不屈の教育者・牧口初代会長。その創価教育の哲学は、これからも人類を導く光を放っていくことだろう。

聖教新聞:2015年4月22日(水)付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html

 


     ※今日の俳句※

 

  天心にゆらぎのぼりの藤の花
       沢木欣一

 

  白藤や揺りやみしかばうすみどり
       芝不器男

 

  藤の房吹かるるほどになりにけり
       三橋鷹女

 


※ 藤・藤の花・白藤・山藤・藤の房・藤浪・藤棚
 山野に自生するマメ科の蔓性植物。晩春に紫色の蝶形花を長く総状にたくさんつけるのは野田藤。花房が短いのは山藤。
 野田藤の名は足利義詮豊臣秀吉が攝津国(大阪府)の野田の藤を愛でたことに由来するという。
 埼玉県春日部市の「牛島の藤」は国の特別天然記念物

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 


     ※わが友に贈る※


  苦闘の時こそ

  人間革命の好機。

  そう心に決めて

  全てを飛躍のバネに!

  喜び勇んで進め!


        4月23日

 


     ※☆*寸 鉄*☆


創価の対話は社会に倫理的・精神的価値を拡大ー博士(インド)。歴史を開く大行進

     ◇

大阪の高槻・岸和田・大阪狭山・高石市が猛反撃!常勝の空に大勝旗断じて

     ◇

埼玉の鴻巣蓮田市よ、強気強気で攻めまくれ!乱戦制し痛快なる万歳を

     ◇

決定的瞬間が到来した!最早思いきり戦うのみー英雄(ナポレオン)。青年よ決定打放て

     ◇

子ども読書の日」。良書は心のごちそうだ。読めば読むほど人生は豊かに


聖教新聞:2015年4月23日(木)付】

 

 

     ※名字の言※


ノーベル医学生理学賞の山中伸弥教授が、自身の研究活動を支える言葉として「VW」を挙げていた。かつて、米グラッドストーン研究所に留学していたとき、当時の所長に教えられたという

「V」は「Vision」(長期的な目標)の頭文字で、「W」は“一所懸命に働く”という意味の「Work nard」からきている

ある日、所長が研究員を集めて熱弁を振るった。“VWさえ実行すれば、君たちは必ず成功する”。さらに、“研究者だけでなく、人生にとっても大事なのはVWだ”と(『賢く生きるより 辛抱強いバカになれ』(朝日新聞出版)

大きな目標を持たなければ、大成は望むべくもない。だが、鍛錬と努力がなければ、ただの絵に描いた餅である。人生はよく山登りにたとえられるが、千メートル程度の山を登るつもりで、いつの間にかエベレスト級の頂上までたどり着くことが、あり得ないのと同じだ。高い目標を制覇するには、まず、そこを目指すと決め、厳しい精進を続けることが必要になる

学会には、「世界広宣流布」という壮大な目標がある。その頂を目指し、日々、祈り、地道に地域で奮闘する尊い同志がいる。5・3「創価学会の日」を晴れやかに迎えるために、我らは我らの「VW」の道を誇り高く進みたい。     (馨)
                              

 

聖教新聞:2015年(平成27年)4月23日(木)付】

 

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